遂に発売となりました「1/20SCALE機動歩兵」。
今回この開発ブログでは
・ディスプレイに役立つアイテム
・キットに隠された秘密のギミック
の2点についてのお役立ち情報を公開いたします。
まずはディスプレイ（飾り方）について。
今回の機動歩兵、全身の可動箇所は25カ所ありますので様々なポーズをとらせることができます。お好きなポーズで飾って楽しんでいただければ…と思いますが、ここで役に立つアイテムがこちら！
https://www.hobby-wave.com/products/db101/
ウェーブ「フライングスタンド」です。小形のロボットなど、比較的小スケールのプラモデルを飾るのに役立つスタンドです。 先端に取り付けるアタッチメントが2種類入っていますが、この機動歩兵を飾る際は「L字型」の方を選びます。その先端を下の写真のように、腰のうしろとバックパックの間に差し込むことで…
このように「浮かせた状態」で飾ることができます。
先端の部分は本体にガッチリと固定されているわけではありませんので、不安定な床面や振動のある場所に置くことは避けましょう。
ジャンプした状態など、空中でのアクティブなポーズで飾ることができますので、パッケージイラストをイメージしたディスプレイなども可能となります。
続いては組み立て説明図には記載されていない「秘密のギミック」についての情報です。 なんとこの機動歩兵のキット、ある部品を加工することで…
以前に発売された1/12の機動歩兵と同様に「ハッチオープン」ができるようになるのです！
加工するのは下の写真に写っている胸の正面の部品となる「A6」です。
このA6の部品の裏側にあるスジ彫り（上の写真で矢印で示している凹ライン）を基準にしてカッターやデザインナイフで削ります。
※刃物の取り扱いは十分に気を付けて行ってください。
削り取った状態を表から見ると下の写真のようになります。
向かって左側が加工前、右のシルバーで塗装された方が加工後の部品です。
加工したこのA6の部品を本体にはめ込むことで、頭部ハッチを開閉することができるようになります。開ける際は下の写真を参考に
１：頭部を前方に少しずらして、後方の固定用のピンを外し
２：アゴのヒンジ部分を中心に前方に回転させるように開きます。
全開させるとこのような感じになります。
今回のキットでは頭部ヘルメットの内側やパイロットヘッドの周囲などのディテールは再現されていませんので観賞する…という点では難がありますが、開閉のギミックを楽しみたいという方はこの方法で可能となりますので参考にしていただければと思います。
ただし！一度この加工をしてしまいますと、ハッチを閉じた状態の時にアゴのヒンジ部分の下に四角い「スキマ」が表出してしまいます。（下の写真の矢印で示した部分です）
このことを御留意いただき、この加工をされる際は自己責任の上で行っていただければと思います。
以上、今回発売となりました1/20SCALE機動歩兵に関する情報をお知らせいたしました。 購入された皆様、ぜひ自分なりの自由なアイデアでこのキットを楽しんでいただければ幸いです。
それでは。
開発部 Y/A
©スタジオぬえ
