みなさん、こんにちは。
ＡＳです。
好評発売中の「ＨＧファインニッパー」ですが、
５月生産分の出荷も完了し、各販売店さまにも再入荷している頃かと思います。
ということで、
出荷完了のお知らせをすると共に、
今日は、本製品の特徴でもある「片刃仕様」と「ストッパーネジ」を使い、
普段とは一味違った使用方法をご紹介します。
やることは至ってシンプル！
「ストッパーネジと固定ナットを調節して、
刃の部分がギリギリ当たらない位置で固定する」
コレだけです。
その状態でプラ材を切ってみます。
試しに、丸棒、三角棒、半丸棒の３種類を用意してみました。
まずは、半丸。
端っこの部分に刃を入れてみると、完全に刃が閉じていないので切断されません。
かなり深めの切れ込みが入る感じは、片刃仕様ならではです。
そのまま続けるとカーブしていきます。
適当なところでカットして繋ると、リング状の物が出来上がりました。
火も熱湯も使わず、簡単にできます。
同じ事を「三角棒」に施すとこんな感じに。
ボーグ星人っぽいなぁと思ってググッてみたら、全然違ったでござる。
「丸棒」は刃を入れる位置を少しずつズラして、らせん状にしてみました。
プラが繋がっている方にカーブしていくので、
切れ込みを入れる位置と間隔で自由に形状出しが出来そうです。
その他にも
1/4丸棒で作ったリング状のパーツは、
キャラクターモデルの胴体や股関節周りの処理に使えそうです。
作っているうちに「コレはこんなところに使えそう」とか「こんな形になるのか」など、
発見することもチマチマ。
切り込みを入れて出来た隙間をパテ類で埋めれば、
表面を平滑にすることもできます。
プラパテ、ポリパテ、瞬着パテと様々な選択肢がありますが、
今回は粘土のように扱える「エポキシパテ」を使ってみます。
当社からは現在４種類のエポキシパテが発売されています。
「ウェーブ・エポキシパテ [軽量タイプ]」は、軽くて切削性も良好です。
硬化後の色はアイボリーとなります。（グレータイプもあります）
同量の主剤と硬化剤をよく練り合わせて、固まる前に作業を行います。
体質によってはかぶれる場合があるので、作業時は手袋などを着用しましょう。
パテに水を付けると伸ばしやすくなります。
指先やヘラなどに市販の軟膏を塗っておくと引っ付きにくくなり、作業しやすいです。
練り合わせたパテで少しずつ隙間を埋めていきます。
埋め終わり、硬化後に軽くヤスリがけを行えば表面もなだらかになります。
上からサーフェイサーを吹き付ければ、隙間や段差が埋められたことがわかります。
「切れない」ということも、それはそれで使い道があるんですね。
既に本製品をお持ちの方で、切れ味が落ちてきてしまったモノでも
自作パーツ用とかにしてみてはいかがでしょうか。（ちょっとムリあるか）
以上
「ＨＧファイニッパー」の一味違った使い方のご紹介でした。
来月以降も順次再生産を行っていきますので、
お店で見かけたらどうぞよろしくお願いします。
おまけ
調子に乗って、いろいろ試してみました。
左： 半丸棒
右： プラ＝丸棒
※切る位置を確認する為、一部青マジックで着色してます。
左： 角棒
右： 六角棒
※形状を確認しやすくする為、一部色マジックで着色してます。
左： 1/4丸棒
右： 三角棒��
両方とも三角棒。
切り込みの位置で仕上がりがガラッと変わるのが面白いです。
おまけと言いつつ、結構手間取りました。
みなさんも是非いろいろお試しください。
それでは、また。
ＡＳ
ＡＳです。
好評発売中の「ＨＧファインニッパー」ですが、
５月生産分の出荷も完了し、各販売店さまにも再入荷している頃かと思います。
ということで、
出荷完了のお知らせをすると共に、
今日は、本製品の特徴でもある「片刃仕様」と「ストッパーネジ」を使い、
普段とは一味違った使用方法をご紹介します。
やることは至ってシンプル！
「ストッパーネジと固定ナットを調節して、
刃の部分がギリギリ当たらない位置で固定する」
コレだけです。
その状態でプラ材を切ってみます。
試しに、丸棒、三角棒、半丸棒の３種類を用意してみました。
まずは、半丸。
端っこの部分に刃を入れてみると、完全に刃が閉じていないので切断されません。
かなり深めの切れ込みが入る感じは、片刃仕様ならではです。
そのまま続けるとカーブしていきます。
適当なところでカットして繋ると、リング状の物が出来上がりました。
火も熱湯も使わず、簡単にできます。
同じ事を「三角棒」に施すとこんな感じに。
ボーグ星人っぽいなぁと思ってググッてみたら、全然違ったでござる。
「丸棒」は刃を入れる位置を少しずつズラして、らせん状にしてみました。
プラが繋がっている方にカーブしていくので、
切れ込みを入れる位置と間隔で自由に形状出しが出来そうです。
その他にも
1/4丸棒で作ったリング状のパーツは、
キャラクターモデルの胴体や股関節周りの処理に使えそうです。
作っているうちに「コレはこんなところに使えそう」とか「こんな形になるのか」など、
発見することもチマチマ。
切り込みを入れて出来た隙間をパテ類で埋めれば、
表面を平滑にすることもできます。
プラパテ、ポリパテ、瞬着パテと様々な選択肢がありますが、
今回は粘土のように扱える「エポキシパテ」を使ってみます。
当社からは現在４種類のエポキシパテが発売されています。
「ウェーブ・エポキシパテ [軽量タイプ]」は、軽くて切削性も良好です。
硬化後の色はアイボリーとなります。（グレータイプもあります）
同量の主剤と硬化剤をよく練り合わせて、固まる前に作業を行います。
体質によってはかぶれる場合があるので、作業時は手袋などを着用しましょう。
パテに水を付けると伸ばしやすくなります。
指先やヘラなどに市販の軟膏を塗っておくと引っ付きにくくなり、作業しやすいです。
練り合わせたパテで少しずつ隙間を埋めていきます。
埋め終わり、硬化後に軽くヤスリがけを行えば表面もなだらかになります。
上からサーフェイサーを吹き付ければ、隙間や段差が埋められたことがわかります。
「切れない」ということも、それはそれで使い道があるんですね。
既に本製品をお持ちの方で、切れ味が落ちてきてしまったモノでも
自作パーツ用とかにしてみてはいかがでしょうか。（ちょっとムリあるか）
以上
「ＨＧファイニッパー」の一味違った使い方のご紹介でした。
来月以降も順次再生産を行っていきますので、
お店で見かけたらどうぞよろしくお願いします。
おまけ
調子に乗って、いろいろ試してみました。
左： 半丸棒
右： プラ＝丸棒
※切る位置を確認する為、一部青マジックで着色してます。
左： 角棒
右： 六角棒
※形状を確認しやすくする為、一部色マジックで着色してます。
左： 1/4丸棒
右： 三角棒��
両方とも三角棒。
切り込みの位置で仕上がりがガラッと変わるのが面白いです。
おまけと言いつつ、結構手間取りました。
みなさんも是非いろいろお試しください。
それでは、また。
ＡＳ
